こんにちは、sakuraです。
「パーマリンク」と言われてもブログを開設したばかりの頃は中々聞きなじみがない言葉ですよね。
かくいう私も最初は何のことを指しているのかよくわかりませんでした。
今回はWordPress開設後、初期設定の中でも重要な設定項目である「パーマリンク」についてです。
この記事を読むことで
- パーマリンクの正体
- おすすめの設定内容と手順
- 記事を投稿する時の編集方法
- パーマリンクを変更できない時の対処法
が理解でき、簡単なのですぐに実践できます。
WordPressのパーマリンクとは
そもそも「パーマリンクとは何者」なのか。
パーマリンクとはURLの一部です。
もっと言うなれば、「それぞれのページ毎に設定されたURLの一部」です。
パーマリンクに設定できる種類
基本(デフォルト)
WordPress側が自動的に設定する数字です。
日付と投稿名
「公開日」と「投稿名」がパーマリンクに入ります。
公開日を変更するとパーマリンクも自動的に変更される為、URLが変わってしまうので注意が必要です。
月と投稿名
「公開月」と「投稿名」がパーマリンクに入ります。
こちらも公開月が変わると自動的に変わってしまう為、注意が必要です。
数字ベース
ドメインの後ろに「archives/数字(ID)」が付きます。
数字に設定されるIDとは、各記事(ページ)ごとにWordPressが自動的に割り当てた数字のことです。
投稿一覧画面にて確認できます。
投稿名
記事を作成する際に自分で任意の文字列に変更できる設定です。
編集前は記事のタイトルが設定されています。
本記事ではこちらの投稿名の設定をおすすめしており、後ほど設定方法をご説明します。
カスタム構造
表の設定項目の中から、パーマリンクに組み込みたい項目を組み合わせて自由に設定することができます。
尚、設定項目は「/(スラッシュ)」で区切られます。
例:/%year%/%postname%/ を選んだ場合、
「ドメイン/2023(年)/投稿名/」となります。
%year% | 年(2023) |
%monthnum% | 月(01) |
%day% | 日(10) |
%hour% | 時間(02) |
%minute% | 分(12) |
%second% | 秒(20) |
%postname% | 投稿名(記事タイトルor任意の文字列) |
%post_id% | 記事(ページ)毎のID |
%category% | カテゴリーのパーマリンク |
%author% | 著者名 |
パーマリンクの設定方法
設定項目に関しては「投稿名」をおすすめします。
理由としてはGoogleがSEO的に以下のことを推奨している為です。
- URLはシンプルなものにする
- 意味のある文字列にする
自動的に振られた番号やその他の数字の場合、URLが長くなりすぎたり文字列に意味を持たせることが難しいからです。
サイトの用途上、他の項目が適している場合以外は、ページ毎に任意の文字列が設定できる「投稿名」に設定しておきましょう。
では実際に手順を解説します。
パーマリンクの設定はサイトを立ち上げたあと、記事を書く前に済ませておく事が望ましいです。
パーマリンクの設定画面を開く
項目を選択して保存
パーマリンク構造の中の投稿名にチェックを入れ、保存してください。
以上です。わずか3クリックで設定完了です。
記事投稿時にパーマリンクを設定する方法
パーマリンクの設定で「投稿名」に設定したあとは、今後投稿していく記事に対して個別にパーマリンクを変更する必要があります。
変更しなくてもデフォルトで記事のタイトルが入るようになりますが、記事タイトルが日本語の場合、パーマリンクもそのまま日本語になってしまいます。
日本語のままの場合、リンクをシェアする時などに長い文字列に勝手に変換されてしまう可能性がある為、投稿する時に忘れずに変更しておきましょう。
ページ毎に任意のパーマリンクを設定する方法
手順としては、「投稿」や「固定ページ」から該当記事のブロックエディタを立ち上げます。
右側に設定項目が表示されるので、「投稿」→「URL欄の青文字部分」をクリックします。
設定メニューが出ない場合は右上の歯車マークをクリックすると設定画面が出てきます。
次は実際にパーマリンクの設定をしていきます。
下の画像の赤枠の中を任意の文字列に変更し、そのまま「×」ボタンを押して変更は完了です。
パーマリンクに設定する文字列
パーマリンクに関してはSEO的にはそこまで影響はないとされていますが、Googleが推奨している要件があります。
- シンプルなURL
- 意味のある文字列にする
- 記号は「ー(ハイフン)」を使う
- 人が倫理的に理解できる文字列
記号はー(ハイフン)と_(アンダースコア)の利用が可能
これらの要件を満たした英数字の文字列に設定しましょう。
例
TOPページの場合
https://sample.com/top/
長くなる場合
https://sample.com/blog-start/
注意点としては、パーマリンクを途中で編集すると被リンクと異なるURLになってしまう為、SEOがリセットされよろしくありません。
パーマリンクを設定する際は今後編集する必要がないよう、考えて付けましょう。
「被リンク」とは外部から自分のサイトへ向けられたリンクのことです。
パーマリンクの変更ができない時のチェックポイント
ブロックエディタ内でパーマリンクの変更が効かない時はこちらを確認してみてください。
- 投稿時の変更は一旦「下書き保存」をしてからでないと変更ができない
- ダッシュボード→設定→パーマリンクの設定の際に「投稿名」になっていない
- 同じスラッグ名や画像ファイル・投稿がないかを確認(ゴミ箱の中も)
まとめ
- パーマリンクの設定は投稿前の初期設定のタイミングで済ませる
- 「投稿名」にし、シンプルかつ意味のある文字列に設定
- 基本的には一度変えたら変更はしないつもりでいましょう
- やむ追えず変更する場合は301リダイレクトを忘れずに!
重要な初期設定はその他にもいくつかあります。是非参考にしてみてください。
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